同点を呼び込む好投 熊本工のエース・林彪太郎が持ち味を発揮
同点を呼び込む好投 熊本工のエース・林彪太郎が持ち味を発揮
大会9日目、第3試合。関東一vs熊本工の一戦は関東一のエース・土屋大和、熊本工・林彪太郎の投げ合いとなった。
まず紹介したいのは熊本工の林から。甲子園初登板となった林は熊本大会では3試合、13回を投げ、11失点とやや荒れた投球内容だったが、甲子園での林は左の好投手に相応しいものだった。投球フォームは右腕のグラブを高く掲げ、左腕をぶん回すオーバースロー。常時130キロ前半~138キロのストレートは角度があり、変化球は落差が鋭い110キロ後半の縦スライダーの切れが良く、ストレート、変化球を低めに集める投球。強力打線の関東一相手に3回まで被安打1。エラーから1点を失ったが、後続を締めた。
ここまでのピッチングを見ると、11失点を喫した熊本大会よりも、内容は良く、甲子園の舞台で自分の投球を実現できている。
チームも4回表に同点に追いつき、士気はどんどん上がっている。中盤以降も好投を続け、勝利を呼び込んでいきたい。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会