大阪桐蔭は野球ノートでも本気!西谷監督の熱い思いが選手の心を動かしている
大阪桐蔭OB山田健太と宮崎仁斗
野球ノートに書いた甲子園6では2018年の春夏の甲子園連覇のメンバーだった大阪桐蔭山田健太選手、宮崎仁斗選手(ともに立教大)の野球ノートを特集している。山田は甲子園で2本塁打を記録するなど強打の6番打者として活躍、宮崎は俊足巧打、驚異の選球眼で、上位打線につなぐ打者としていぶし銀の活躍を見せた。そんな2人が綴った野球ノートから大阪桐蔭の強さに迫る。
まず大阪桐蔭の選手たちは入学前、野球ノートを用意し、大阪桐蔭野球部を入部した理由と目標、さらにどんな選手になりたいかを長文で記載する。
山田は大阪桐蔭の環境はどの学校よりも自分を成長させる場所だと記し、そして同期の21人ともに全国制覇すると誓った。宮崎は中学時代、所属していたボーイズの監督が大阪桐蔭出身だった。宮崎にとってその監督は憧れであり、目標だった。
西谷浩一監督は2人へそれぞれ長文の返信をノートに綴っている。山田は「返信が返ってくることは本当に嬉しかったですね。励みになりました」と笑顔を見せる。また、大阪桐蔭の野球ノートは選手が書くだけではない。西谷監督も訓示という形で手書きで書いたチーム方針、レギュラー、控え選手の課題をつづった文章を印刷して全部員のノートに貼っている。監督の本気ぶりに選手の心は動かされた。
山田は「すごい熱いですよね。僕は西谷監督を優勝させたいと思いました。それはみんな同じ思いでしたよ」と語る。
そのほかにも野球ノートには新チーム時の苦悩、西谷監督が山田、宮崎へノート上でどんなアドバイスを行っていたのか。さらに大阪桐蔭名物の大会前の強化練習期間中、どんな思いでノートを書いていたかなど、優勝メンバーの素顔、本音がノートから見える。
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そんな大阪桐蔭OBのノートが読める!累計20万部突破した「野球ノートに書いた甲子園」シリーズの第6弾!
本書には、第101回全国高等学校野球選手権にも出場中の山梨学院と、筑陽学園の野球ノートも登場!さらに、東東京大会で準優勝した都立小山台や、盛岡大附属、龍谷大平安の選手たちが書いている野球ノートも紹介します。
チームを引っ張るキャプテンの苦悩、選手を鼓舞する監督の親心、勝利を願うマネージャーの願い…。
野球ノートに綴られた言葉には、そんな汗と涙のドラマが詰まっています。
書籍タイトル:『野球ノートに書いた甲子園6』
著者名:高校野球ドットコム編集部
定価:1,100円+税
出版社:KKベストセラーズ
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