仙台育英の先発はスーパー1年生・笹倉世凪は3回1失点も、潜在能力の高さを示す!
3回1失点の好投でマウンドを降りた笹倉世凪(仙台育英)
大会4日目、第2試合。仙台育英vs飯山の一戦で先発マウンドに登った笹倉世凪は3回1失点だった。
インステップ気味のフォームから繰り出す直球は常時135キロ~141キロを計測。威力があり、飯山打線は詰まる打球も多かった。120キロ前半のスライダーに加え、110キロ台のチェンジアップの精度も高く、やはり高校1年生とは思えない完成度の高さがある。3回を投げ、被安打1、2奪三振、1四死球、1失点。3回表に適時打を浴びたが、それでも後続をしっかりと占めた。
3回裏には右中間を破る適時二塁打を放ち、追加点を入れた。早い降板となったが、潜在能力の高さを示し、また強打も発揮。上々の甲子園デビューとなった。試合は中盤に入り、仙台育英が7対1でリードしている。