勝ち越し適時打を放った高下 耀介(國學院久我山)が投打で躍動!【第101回甲子園】
国学院久我山のエース・高下耀介
勝ち越し適時打を放った高下 耀介(國學院久我山)が投打で躍動!
28年ぶり3回目出場の國學院久我山の原動力となったエース・高下耀介。188センチ85キロというサイズを見ると、本格派の投球を期待したくなるが、その投球はまさに技巧派そのもの。
体を沈み込んで投げていき、一気に長い腕を繰り出すスリークォーター。130キロ~130キロ中盤の速球を両サイドに投げ分け、120キロ前後のスライダーを低めに集め、打たせて取る投球を見せる。まだ甘い球は多いが、要所で低めに投げ、打たせて取る粘っこい投球が光る。
ピッチング以上に活躍を見せたのは打撃。2打席無安打だったが、第3打席では内角直球を振りぬき、右前適時打。第4打席はスライダーをとらえ勝ち越しの中前適時打。さらに第5打席は一塁への内野安打を放ち、7点目。5打数3安打3打点の活躍で、甲子園常連の前橋育英を追い詰める戦いを見せている。
下級生から登板している投手だが、この1年間で粘り強さや打者としても勝負強さが出て強い選手となった。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会