「総力戦で臨みます」八戸学院光星は初戦突破の勢いで智辯学園の壁も越える!【第101回選手権大会】
武岡龍世(八戸学院光星)
「総力戦で臨みます」八戸学院光星は初戦突破の勢いで智辯学園の壁も越える!【第101回選手権大会】
八戸学院光星が9対0で誉との開幕戦を制した。試合後、八戸学院光星の仲井宗基監督は、
「この試合はなんとしても先攻をとってほしかった。というのは始球式もあり、調整が難しい。だから先攻を取る必要があったんです。主将の武岡(龍世)には、先攻を取ってほしいとお願いしました。ただ武岡は青森大会でじゃんけん6連敗中だったので不安がありましたが、今日はジャンケンを勝ってよく先攻をとってくれました」と振り返った。
その後、この試合の打撃のテーマについて仲井監督に聞くとポイントは低めへ見極めだった。「今日は低めに落ちるスライダーやチェンジアップに手を出さないことでした。それをうまく見極めができていたと思います」
そして初回に先制となる満塁本塁打を放った下山昂大は満塁本塁打については、「まさか入るとは思わなかったので嬉しいです」と素直に喜びを話した。このホームランは主将の武岡龍世も、「(下山のホームランは)打った瞬間、入ったと思いましたね」と会心の一発だった。
その武岡は今日の自分の打撃を振り返ると、「最初はボール球に手が出ていたんですけど、第3打席のヒットはストレートを打ち返すことができました。第4打席のセンターフェンス直撃の三塁打は入ったかなと思いましたが、惜しかったです。今日は3安打を打ちましたが、ようやく自分のスイング、打撃フォームで打てるようになっていると思います」と調子が上がってきていることをコメントした。
次の智辯学園戦に向けて「総力戦で臨みます」と意気込みを語った仲井監督。八戸学院光星は昨年に続き、初戦突破を決めた勢いで八戸学院光星が智辯学園の壁も越えていく。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会