履正社vs金光大阪の決勝戦のポイントは「序盤勝負」!

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2019.07.29


清水大成(履正社)今春の大阪大会 大阪商業大高戦で撮影

 大阪大会決勝戦は履正社金光大阪の対決となった。
 このカードは3年ぶりであり、その時は履正社が圧勝しているが、今回は接戦が期待できそうだ。というのは、今年は投手陣の顔ぶれが充実していること。前回は末友 雄梧という好投手1人しかいなかったが、今年は125キロ前後ながら、伸びのある直球を投げ込む左腕・辻本 湧斗、130キロ中盤の速球を投げ込む右腕の鯵坂 由樹の2人がいること。さらに昨年投げた一塁手の久下奨太も控えている。6試合で49得点を挙げている履正社打線を最小失点に抑えるには小刻みな継投策が必要となりそうだ。

 打線は、久下、準決勝で本塁打を打った鰺坂を中心に巧打者が多い。勝ち進むごとに能力を発揮しており、横井一裕監督も驚きの打撃内容となっている。となると予想以上の打撃を見せるしか履正社に立ち向かう方法はない。

 履正社岩崎 峻典清水 大成の2枚看板。決勝戦ということで清水の先発登板が予想されるが、清水はリリーフで140球を投げている。少なくともその影響は出てくるはず。岩崎は決勝戦の緊張感、清水は連投の影響から本来の速球を投げられないということで、多少の失点は覚悟したほうがよい。そこで、岩崎、清水を上回るポテンシャルを持つ長身右腕・田淵 一樹(2年)の登板の可能性もあるかもしれない。

 打線はクリーンナップの小深田 大地井上 広大内倉 一冴の3人は好調で、どれだけ走者が溜められるということになるが、1番・桃谷 惟吹の働きが大きなカギとなるだろう。履正社としては序盤、接戦になっても突き放しつつ、自分たちのペースに持ち込む野球を見せていきたい。

 金光大阪としては序盤にどれだけ仕掛けて、主導権を握るかにかかっているだろう。

(文=河嶋 宗一

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