岩倉の147キロ右腕・宮里優吾、コントロール重視の投球で5回無安打6奪三振無失点の快投!


 7月8日、東西東京大会3日目。昨秋ベスト8の岩倉東洋との初戦を迎えた。秋以来の公式戦ということもあり、硬さがみられたが、2対0で辛勝。エースの宮里 優吾(3年が)5回無安打6奪三振無失点の快投が光った。

 5回表からマウンドに登った宮里。緊迫した場面でもエースは冷静だった。
「まずはコントロールで、7割程度の力で投げることを意識しました」
左腕のグラブを掲げ、真っ向から振り下ろすフォームはうまく力みが抜けて、常時130キロ後半(最速138キロ)のストレート、120キロ台のスライダー、120キロ台のフォークが低めに決まり、次々と三振を奪う投球に隙は全くなかった。

投げ終えて宮里は「うまくコントロールよく投げられました」と快投の初戦を振り返った。

 春季大会は辞退したが、5月末まで対外試合も禁止となったが、宮里は夏へ向けてのトレーニング期間とプラスに切り替えた。「昨秋は東京代表としてキューバ遠征に行かせていただき、年末まで実戦で投げることが多かった分、トレーニングの量は少なかったと思いますので、しっかりとトレーニングをしていきました」 その成果もあり、秋は140キロ前後ぐらいだったのが、6月下旬に行われた浦和学院との練習試合で最速147キロを計測し、順調にスピードアップ。出力が大きく上がっているからこそ、7割程度でコントロール重視の投球でもハイクオリティな投球を実現した。

 宮里を含め、投手陣の仕上がりは好調。ノーシードから頂点を目指す岩倉。果たしてエース・宮里はエンジン全開の投球ではどんなピッチングを見せるのか。今から見逃せない。

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