高橋純平がプロ初勝利! 県立岐阜商業高校の現役選手は誰がいる?
6月29日、ソフトバンクの高橋純平がプロ初白星を挙げた。日本ハム戦に中継ぎとして登板した高橋純は1.2回を投げ被安打2、奪三振2の内容で無失点。堂々とした内容だった。翌30日も中継ぎとして打者1人を抑えると、直後に味方が逆転。2日連続での勝ち星を手に入れている。
同校OBは和田一浩や英智ら
高校時代の高橋純平
そんな高橋純は2015年ドラフト1位で県立岐阜商業高校からソフトバンクへと入団。3年夏の全国高校野球選手権大会は岐阜県大会で敗退し、甲子園への出場は叶わなかった。しかし、それでも甲子園優勝投手である小笠原慎之介(東海大相模高校→中日)よりも評価は高く、同年のドラフト会議では3球団から1位入札を受けた。
抽選の末ソフトバンクへと入団した高橋純だったが、ここまでの道のりは決して順風満帆だったわけではない。昨シーズンまでの一軍登板は2017年の1試合のみ。その試合も3回4失点と満足のいくものではなかった。
昨シーズンは一軍登板がなく、二軍でも26試合で防御率6.46と結果を残すことができていなかった。しかし、今シーズンの高橋純は中継ぎとしてここまで13試合に登板。2勝0敗、防御率0.92と好投を続け、故障者の多いチームを支えている。
工藤公康監督がどのような起用法を考えているのかはまだわからないが、将来が楽しみな存在ということに異論はないだろう。
高橋純の母校でもある県立岐阜商業高校は、昨年から鍛治舎巧監督が指揮を執っており、にわかに注目を集めている。同校のOBでは和田一浩(元・中日他)や蔵本英智(元・中日)が有名だ。
現役選手に目を移すと石原慶幸(広島)、三上朋也(DeNA)と高橋純の3人が今シーズンも汗を流している。石原はすでにベテランの域に達しており、出場機会はさほど多くない。また、三上はシーズン中に手術を受けており、復帰時期は未定。そんな中で高橋純の活躍は明るい話題となった。
高卒4年目の高橋純はまだまだ若い。今回の白星で満足することなく、実績を積み重ねていくことができるだろうか。これからの投球にも注目していきたい。
※数字は2019年6月30日終了時点
文=勝田聡
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2023-08-18 at 7:54 PM
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