抽選会開始直前の会場

富岡西や鳴門の初戦はどこだ?徳島大会組み合わせ決まる!

 2019年6月24日(月)・徳島県徳島市の「徳島県教育会館」において15時から参加全30チームの主将・監督・責任教師などが参加し「第101回全国高等学校野球選手権徳島大会組み合わせ抽選会」が開催された。

 秋の県大会から春の四国大会までの勝利ポイントを加算し決まった今大会のシード4校は第1シードから富岡西徳島商徳島北池田の順。シード校がいずれも勝ち進めば準決勝で第1シードと第4シード、第2シードと第3シードが対戦するやまがたを例年通りあらかじめ定め、残る26チームが予備抽選で抽選順序を決めた上で本抽選を行った結果、組み合わせが以下の通り決定している。

 簡単に各校のポジションについて触れると、四国屈指の「二刀流」・浮橋 幸太(3年)が大黒柱の第1シード・富岡西ブロックには最速139キロ左腕・大西 祐吾(3年)がいる池田辻や試合巧者の城西らが同居。

 プロ注目の最速143キロ右腕・白川 恵翔(3年)が急激に状態を上げている第4シード・池田ブロックには最速142キロ右腕・井村 多朗(3年)がいる城東や秋県の県大会王者・川島や好選手がいる阿南光と春県大会のリベンジを期す前回大会準優勝、4月から幸島 博之監督が就任した生光学園との初戦は大会屈指の注目カードだ。

 さらに高校通算30本塁打の村田 龍哉(3年・投手兼三塁手)、強肩強打俊足の石上 泰輝(3年・遊撃手)らタレントがそろう第2シード・徳島商のゾーンでは強肩強打の捕手・村田 和至(3年)がいる阿波と回転数2,200回転の最速136キロ左腕・後藤 謙晋(3年)がエースナンバーを背負う城南が初戦で激突。



優勝盾・メダル(左)と準優勝盾・メダル(右)

 技巧派・渡邉 拓海(3年)、最速142キロ・河野 勇真(2年)の2枚看板で春の県大会を初制覇した第3シード・徳島北ゾーンではでは感情が大きくどよめいた高校通算30本塁打・浦 和博(3年・右翼手)が主砲の昨年覇者・鳴門vs有持 泰成(3年・遊撃手兼投手)をはじめ、3名の140キロ超右腕を備える一昨年覇者・鳴門渦潮の「鳴門市ダービー」をはじめ、最速143キロ右腕・近藤 駿(3年)がいる徳島科学技術などがいる最激戦区となった。

 なお、大会は全29試合を徳島県鳴門市のオロナミンC球場で開催。7月13日(土)9時30分から開会式を開催した後、勝てば富岡西との対戦となる1回戦・開幕戦となる脇町vs阿波西を11時30分から1試合のみ開催する。なお、開会式での先導役は徳島市立の阪本 穂乃香マネジャー(3年)、選手宣誓は「僕らの赤いユニフォームのように見ている人たちが元気になる選手宣誓をしたい」と意気込む阿波の主将・天満 翼(3年・三塁手)、開幕戦での始球式は西森 彩耶香マネジャー(3年)に決まった。

 また、2日目以降は7月18日(木)の予備日・19日(金)の終業式に伴う完全休養日を除き、土・日・祝日は9時からの3試合、平日は12時10分からの2試合で20日(土)までに1回戦14試合、23日(火)までに富岡西徳島商が初戦を迎える2回戦7試合を消化。

 そして9時30分からの2試合ずつ2試合となる準々決勝は7月24日(水)・25日(木)の両日。休養日を挟んだ準決勝は7月27日(土)9時30分から2試合。そして令和初の徳島県高校王者が決まる決勝戦は順調に日程が進めば7月28日(日)14時から行わる予定だ。

 *大会前には詳細な大会分析を行います。お楽しみに!

■詳細日程・応援メッセージ
■2019年 第101回 全国高等学校野球選手権 徳島大会

◇7月13日の予定

(取材=寺下 友徳