森木 大智(高知1年)春季四国大会で公式戦デビュー! 最速145キロ2回3安打1奪三振1失点!
マウンドに上がった森木大智(高知)
中学軟式野球界初の最速150キロをマークした森木 大智(高知1年・184センチ82キロ・右投右打・高知中出身)が5月3日(金・祝)の春季四国大会1回戦・高松商(香川)戦で公式戦デビューを果たした。
この日の森木は「5日前から肩にハリがあって回数を限定して、本人が怖がって投げるならすぐに降板させるつもりだった」(濵口 佳久監督)中、3対7の4点ビハインドとなった8回表から3番手として登板。「球速は全く意識せず、怖がらずに向かっていく」ことをテーマに初回は先頭の9番・新居 龍聖(3年・捕手)を空振りで仕留めるなど最速143キロで1奪三振・被安打1の無失点。
9回表は2安打を浴びた一死一、三塁からの遊ゴロがフィルダースチョイスとなって高校公式戦初失点を喫したものの、最速は145キロにアップ。「投げ方も悪くなかったし腕も振れていた」と指揮官も2回32球・打者9人3安打無四球1奪三振の結果に合格点を与えた。なお、試合は終盤に高知が追い上げるも6対8で敗退。森木の四国大会は1試合で終わっている。
この日、坊っちゃんスタジアムに足を運んだ侍ジャパンU-18代表・永田 裕治監督も「これからじっくり育ってくれれば」と期待を寄せた大器は、今後は肩の状態を見極めつつ5月25日(土)から3日間の日程で開催される「高知県高校総合体育大会野球の部」や練習試合を通じ、本人も2打数無安打1三振に終わった打撃での反省も含めあげた「投球ではボールが浮いては抑えられないし、打撃でも当てに行ってしまった」課題を修正し、7月13日(土)開幕予定の「第101回全国高等学校野球高知大会」への準備に入る。
取材=寺下 友徳
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