9年ぶりの南部優勝がかかった福岡大会決勝!西日本短大附か?筑陽学園か?
西日本短大附は9年ぶりの優勝を果たすことができるか?(写真は春季九州大会より)
9年ぶりの南部優勝がかかった福岡大会決勝!西日本短大附か?筑陽学園か?
29日、福岡大会決勝が開催される。福岡大会でいつも特徴なのは、福岡市をメインとした南部と北九州市をメインとした北部と分けられ、大会序盤は北部、南部で分かれて大会を行っていること。今年は4回戦から南北の学校同士が激突する仕組みとなっている。
そのため福岡の高校球児では「まずは県大会を目指す」というのが合言葉となっている。
また決勝戦の会場も南部の会場、北部の会場を交互で開催する形となっており、今年は久留米球場で準決勝、決勝戦が開催される。
筑陽学園(南部・太宰府市)vs西日本短大付(南部・八女市)
これは福岡の高校野球史にとっても大きな出来事で、記念大会だった2018年では南北に分かれたが、2017年では北部・東筑が制している。ちなみに準決勝に進出した東筑、九州国際大付が所属する北九州市は圧倒的に強く、2008年から2017年までの過去10年では、北部9回優勝しているが、そのうち北九州市の学校が7回制していたのだ。今回、東筑、九州国際大附のどちらかが優勝すれば、北部の8年連続制覇、北九州市の6連覇は確定だったが、どちらも敗れたため、2010年、西日本短大附以来の南部の学校の優勝は確定となった。
選抜ベスト8の筑陽学園と九州大会優勝の西日本短大附とどちらも実力校が勝ち上がった。激しい戦を期待したい。
【過去10年の優勝校】
2017年 東筑(北部・北九州市)
2016年 九州国際大附(北部・北九州市)
2015年 九州国際大附(北部・北九州市)
2014年 九州国際大附(北部・北九州市)
2013年 自由ケ丘(北部・北九州市)
2012年 飯塚(北部・飯塚市)
2011年 九州国際大附(北部・北九州市)
2010年 西日本短大附(南部・八女市)
2009年 九州国際大附(北部・北九州市)
2008年 飯塚(北部・飯塚市)
【福岡大会】
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◇29日の試合予定
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