「あの」150キロ右腕・森木 大智が対外試合初登板!1安打1四球無失点の好投
マウンドに上がった森木大智(高知)
昨年8月、高知中で中学軟式野球史上初の150キロをマークした森木 大智(もりき だいち・高知1年・184センチ82キロ・右投右打)が4月12日・高知県高知市の高知高校旭グラウンドで行われた八幡浜(愛媛)との練習試合で高校対外試合初登板を遂げた。
6対3・高知リードの場面で7回表から3番手マウンドに立った森木は7回表をいずれもストレートでの2三振含む三者凡退に切り抜けると、8回裏は110キロ台後半の落差の大きいカーブを多投。最速こそ144キロにとどまったものの、9回表一死一・二塁のピンチも「腕がよく振れていた」と濵口 佳久監督も認める118キロのカーブを冷静に使い併殺でピンチを脱出。3回33球を投げ1安打1四球無失点でデビューを飾った。
なお、打撃面でも8回裏先頭打者で初級ストレートを迷わず中堅に弾き返すなど大物ぶりを示した森木。今後は、まずは外野手兼任で練習試合経験を積み、5月3日から愛媛県松山市の[stadium]坊っちゃんスタジアム[/stadium]で行われる春季四国地区高等学校野球大会メンバー入りを目指す。
取材=寺下 友徳
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