歴代選抜優勝校と主将の背番号にはこんな関係があった!優勝しやすい背番号は?
第91回選抜高等学校野球大会は明日(22日)が開会式のリハーサル。そして明後日(23日)が開幕です。
さて、今年は平成最後のセンバツ。以前、平成元年と今大会の平成31年両方に出場できたのは、平成元年のチャンピオン・東邦だけとお伝えしました。
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今回は、昨年までの平成30年間の優勝校の主将の背番号に着目してみたいと思います。まずは表をご覧ください。
平成30年間の優勝校の主将。懐かしい名前も多いかと思います。
ご覧になって気付かれたかもしれませんが、背番号1と背番号7、そして背番号二桁の優勝主将はいないんですね。
最も多いのは背番号2で8人。ただ、最初は平成8年(鹿児島実業・林川大希主将)で、それまでは背番号2の主将は優勝できませんでした。神奈川勢は4回の優勝が全て、背番号2が主将ということになります。これも興味深いデータだと思いませんか?
次に多いのが背番号5で7人です。ここでは今大会にも出場している広陵が、優勝した2回はともに、主将が背番号5だったということがわかります。3番目は背番号6と背番号8で4人ずつです。
大阪勢は最も多い5回の優勝。ここで気付かれた方がいるかもしれませんが、大阪勢の5回に背番号2がいないということです。記憶に新しい平成29年の大阪桐蔭の福井章吾主将は、大会では捕手を務めましたが、当時の正捕手だった岩本久重選手がケガで出場できなくなったためであり、背番号は3でした。
こうやって平成30年間の優勝校の主将とその背番号を並べるだけで、色んなことがわかってきますね。次回はそれを踏まえて、今大会の主将一覧を紹介します。
(文=松倉雄太)