センバツ初出場・大分 生活面を鍛え、堂々とした戦いを!
主将の足立駿(大分)
センバツ初出場・大分 生活面を鍛え、堂々とした戦いを!
初出場の大分。昨夏は初戦敗退に終わり、チームの始動も早く、正捕手・江川侑斗など夏の経験者も多く、しっかりと攻守を鍛え上げ、九州大会ベスト4まで勝ち上がった。松尾篤監督はディフェンス面の成長を勝因に挙げた。
「特に捕手の江川が良く守ってくれました。相手、そしてエースの長尾の特徴をつかみ、また長尾も制球力が長けて、ピッチングも遊び心を持っていて、打者の狙いを外して、抑えることができました」
このオフでは打撃面の強化に励んできた。取材日でも13メートルの至近距離から打撃投手は全力投球でボールを投げ込み、打者は竹バットで打ち込む練習を行い、スピードボールに対応する技術を磨き、また打撃練習の脇を見ると江川が鳥かごで松尾監督から個人指導を受けるなど、技術面のレベルアップを目指している。センバツへ向けて松尾監督は「心の部分の強化ですね。大舞台でもブレずに自分のできるプレーをしっかりすること。
チームが勝つためにはなにができるか。それができるためには普段の生活が重要となります」
主将の足立 駿は「全員が一丸となって日本一を取りたいと思います」初出場からいきなり大分旋風を巻き起こすことはできるか。