臥薪嘗胆を胸に刻み、圧倒的な力をつけて優勝を目指す東海大菅生(東京)!!
石田隆成(東海大菅生)
臥薪嘗胆を胸に刻み、圧倒的な力をつけて優勝を目指す東海大菅生(東京)!!
昨秋の東京大会準優勝で、センバツ出場を待った東海大菅生だが、吉報は届かず、夏に向かって練習に取り組んでいる。
若林監督は選抜出場校発表翌日(1月26日)に選手たちにある四字熟語を送った。それが「臥薪嘗胆」だ。
「今の選手たちにはこの言葉がぴったりではないかなと思いました。捲土重来ではないですけど、絶対に盛り返していこうという気持ちになっています」と若林監督はこの言葉を送った意味について説明した。
石田隆成主将も「若林先生の言葉の通り、今の自分たちにピッタリでした」と頷く。今ではベンチ内にあるボードにこの言葉が刻まれている。
走攻守の仕上がりは順調で、2017年、甲子園ベスト4まで勝ち進んだ代と比べても、チーム力は高い評価だ。主力選手以外の底上げもあり、激しい競争となっている。
「最強の20人を選ばないといけないと思います。だから打てて、いろいろな守備位置が守れる選手ではないとベンチ入りは厳しい」と語る。目下の課題はエース・中村晃太朗に続く、投手の育成だ。最速142キロ右腕・藤井 翔(1年)、総合力が高い左腕・新倉 寛之(1年)が順調な成長を見せている。
春季大会へ向けて若林監督は「やはり中村に続く投手をできるだけ登板して、勝たせて自信をつけさせたい。また冬の間では主力以外の選手やけがから復帰した選手が伸びてきたので、いろいろ試しながら夏につなげていきたい」と展望を語り、主将の石田は「やはり圧倒的な力で東京を優勝したいです。秋は決勝で負けてセンバツを逃しました。だからそれは目指していきたいです」と意気込む。
秋よりさらに強いチームになって、周囲を見返す。東海大菅生の選手たちの発する言葉から並々ならぬ思いが感じられた。
東海大菅生の野球部訪問、中村投手、小山 翔暉捕手、成瀬 脩人遊撃手、期待の1年生・杉崎成選手の独占インタビュー、そして頑張る!マネージャーを後日配信予定!お楽しみに!