2015年ドラ1の平沢大河、オコエ瑠偉が同日に「1発回答」

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2019.02.18

 2月も中旬に入り、春季キャンプは実戦的な練習が多くなってきた。練習試合や紅白戦が連日行なわれており、若い選手たちが監督を始めとした首脳陣にアピールしている。

 2月14日には大注目の藤原 恭大(ロッテ)が中日との練習試合で3安打猛打賞と爆発した。シート打撃やラミゴ(台湾)との交流戦で苦しんでいたのが嘘のような固め打ち。球団を通じて「素直に嬉しいです」とコメントしていたのも初々しい。

 なかでも昨秋の日米野球で日本代表にも選ばれていた左腕の笠原祥太郎から安打を放ったのは、本人にとって大きな自信となったはず。一軍生き残りへ向け大きな一歩を踏み出した。

 だが、アピールしているのは新人だけではない。この日はかつてのドラフト1位たちも躍動していたのである。

2015年ドラフト1位のふたり



高校時代のオコエ瑠偉選手(左)と平沢大河選手(右)※写真一部=共同通信社

 藤原が3安打を放った中日戦では、2015年ドラフト1位の平沢 大河も一発を放っている。その平沢は仙台育英高校では2015年の全国高校野球選手権で準優勝を経験しており、超高校級の選手として注目を浴びていた。プロ入り後も期待をかけられていたが、大きな実績を残すには至っていない。

 しかし、昨シーズンは本職ではない右翼で定位置を確保するなど、もっているものは一級品。今シーズンは慣れ親しんだ遊撃のレギュラー奪取の期待がかかっている。

 その平沢と同じく、2015年ドラフト1位で関東一高校から楽天に進んだオコエ 瑠偉も同日に「1発回答」をみせた。高校時代には爆発的なスピードを誇り、高卒1年目で開幕一軍を勝ち取ったが、ここまでに結果を残すことができていない。

 楽天の外野事情を見ると、昨年の新人王である田中和基、ドラフト1位ルーキーの辰己涼介、安定感のある島内宏明と激戦区。簡単にポジションは手に入らない。しかし、オコエのポテンシャルは誰しもが認めているところではある。この本塁打をきっかけとし、レギュラー争いに加わりたいところだ。

 平沢とオコエは今年が高卒4年目のシーズンとなる。すなわち、秋には同学年の大卒選手が「即戦力候補」としてドラフトにかかってくる。同学年とはいえ、プロではふたりのほうが先輩だ。キャンプ、オープン戦で結果を残し、開幕一軍はもちろんレギュラーとして、1年間を戦うことに期待したい。

(記事=勝田 聡)

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