12分の5!兵庫県高校出身のドラ1の多さ!
左から、辰己涼介、甲斐野央、小園海斗、松本航
12分の5!兵庫県高校出身のドラ1の多さ!
1月に入り、プロ野球では各地で新人の合同自主トレがスタートしている。2018年のドラフトで驚かされるのが兵庫県の高校出身のドラフト1位者の多さだ。
広島東洋1位 小園海斗(報徳学園)
埼玉西武1位 松本航(明石商-日体大)
福岡ソフトバンク1位 甲斐野央(東洋大姫路-東洋大)
阪神タイガース1位 近本 光司(社-関西学院大-大阪ガス)
東北楽天1位 辰己涼介(社-立命館大)
12分5。とんでもない輩出率である。
小園は報徳学園の高卒野手では2002年の尾崎匡哉以来のプロ入り。高校生ナンバーワンショートとしてどんな成長をたどっていくのか。
松本は最速155キロと多彩な変化球を武器にする大学生ナンバーワン右腕、甲斐野はマックス159キロ右腕へ成長、近本は昨年の都市対抗で橋戸賞を受賞した超俊足の好打者、辰己は昨年の大学代表で主将を務め、走攻守三拍子揃った大型外野手へ成長した。
小園以外の4人を見ると、高卒プロ入りとはならなくても努力次第ではドラフト1位になれる。兵庫県の野球人にとって大きな励みになったはずだ。
記事=河嶋宗一