黄金ルーキー藤原恭大は開幕一軍切符をつかめるか?

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2018.11.15

 プロ野球は日本シリーズも終わり各チームともに来シーズンへ向け、動き始めている。と同時に、先日のドラフトで指名された選手たちも、仮契約を行うなどプロ入りへの第一歩を踏み出した。各選手ともにまずは開幕一軍、そしてスタメンを目指していくことになる。

藤原はオープン戦一軍帯同が濃厚



藤原恭大(大阪桐蔭高→ロッテ1位)

 そのなかで藤原 恭大大阪桐蔭高→ロッテ1位)が注目を集めている。

 ロッテの井口資仁監督は藤原を2月1日に行う予定の紅白戦で起用し、故障などのアクシデントがない限り、オープン戦期間中も一軍に帯同させることを明言したのだ。

 井口監督は今シーズンの開幕戦で高卒新人ではないものの、藤岡 裕大菅野 剛士とふたりのルーキーを開幕スタメンで起用。キャンプ、オープン戦で結果を残すことができれば開幕一軍だけでなく、スタメン出場も見えてくる。

 藤原への期待は高まるばかりだが、高卒野手が1年目からレギュラーを張り続けるのは簡単なことではない。

 高卒新人の規定打席到達は1988年の立浪 和義(中日)以来、不在となっていることからもその事実はよくわかる。高校生史上最多となる7球団競合となった清宮 幸太郎(日本ハム)ですら、開幕スタメンはおろか、一軍入りも果たすことができなかったのだ。

 その他で高卒ルーキーの開幕スタメン出場は2013年の大谷 翔平(日本ハム/現エンゼルス)や2011年の駿太(オリックス)らの名前が挙がる。そんな彼らもシーズンを通してレギュラーに定着することはできず、規定打席に到達していない。

 さらには、山田 哲人(ヤクルト)や上林 誠知(ソフトバンク)、中田 翔(日本ハム)、丸 佳浩(広島)といった日本を代表する選手は開幕一軍どころか、一軍出場の機会も与えられたなかったのである。

 このように過去の事例から見ても藤原の開幕スタメン起用、そして規定打席到達への道のりは険しい。果たして藤原は幾多の試練を乗り越え、開幕一軍、そしてスタメン、さらには規定打席到達と結果を残すことができるだろうか。その活躍ぶりに期待したい。

 

(記事=勝田 聡)

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