勝ち越しホームラン!東海林 航介(星稜)の高校通算2本目は下半身のパワーがポイント!
東海林 航介(星稜)
同点で迎えた3回、無死ランナー無しの2ボールからとらえた高めのストレートは、綺麗な放物線を描いてライトスタンドへ。誰が見てもわかる勝ち越しのホームランを放った星稜2番・東海林航介。
試合後にホームランを放った打席について話を伺うと、「2ボールだったので来たボールを打つつもりでした。完璧なホームランが初めてで、気持ち良かったです」と素直に喜びを語った。実はこれが高校野球2本目で、公式戦は初めてのホームランだと語る東海林。
50mを5.97で駆け抜ける脚力を持ち、旧チームでも1番で甲子園出場。経験豊富な東海林は、下半身はどっしりと構え、上半身は無駄な動きがなく癖のないフォームが印象的。どのコースのボールにも対応できるであろう東海林は「打席の中では基本的にセンター返し。それとコースに応じて強く打つことを意識しています。」と持論を語ってくれた。
またテクニカルで修正したことがあるか追求してみると、「軸足に重心を乗せた時に、かかと重心になりすぎて、顎が上がる形になっていました。そのため軸を真っすぐにするために、水平に立ちます。そして左足の重心を右足にぶつける感じで重心移動をする、この2つのポイントをコーチに指導されました」と語る。
こうした結果、ボールに力をしっかりと伝えることができ、勝ち越しのホームランに繋がった。
13日には札幌大谷と決勝戦を戦う。「神宮大会を優勝することは新チームから狙っていたので、あと1勝を全員野球で行こうと思います。」と意気込みを語った。
決勝で東海林の快足、パンチ力ある打撃で突破口を切り開く。
■開催期間:2018年11月9日~11月14日(予定)
■試合日程・応援メッセージ
第49回 明治神宮野球大会