香川 卓摩(高松商)と武岡龍生(八戸学院光星)の「四国対決」が実現!
四国対決が実現
四国対決が神宮大会の舞台で実現した。高松商のエース・香川 卓摩は東香川リトルシニア出身、八戸学院光星の主将・武岡龍世はヤング徳島ホークス出身だ。これまで2人は練習試合で3回ほど対戦している。1回戦後、武岡はこの対決について「楽しみにしています」と笑顔を見せ、また土曜日には電話で2人はやり取りしたという。香川はこういう。
「武岡がよろしくと。そして武岡は『みんなお前を想定してバッティング練習しているぞ』と聞いて、警戒してこの試合に臨みました」
そして1回裏、対決が実現した。打席の中で「中学とはストレートの速さが全然違うと感じました」とストレートの速さに驚き、当初のプラン通りだった変化球狙いに切り替える。第1打席はスライダーをとらえ右前案D、第2打席はチェンジアップをとらえ、安打を記録した。このままでは終われない香川は一転ストレート攻め。切れのある130キロ後半のストレートで、3打席目以降は打ち取った。武岡は「トータルではあいつに負けたと思います」と勝利を譲る形となった。
香川は6回まで投げて、4失点の力投。準決勝では優勝候補・星稜と対戦。再び粘り強いピッチングで、勝利に導く。
■開催期間:2018年11月9日~11月13日(予定)
■試合日程・応援メッセージ
第49回 明治神宮野球大会
■トーナメント表