星稜が4強進出!エース・奥川恭伸が10者連続三振を奪う圧巻の投球!
三条パール金属スタジアムで行われた秋季北信越大会準々決勝の星稜対松本第一の試合は、星稜が11対0の5回コールド勝ちで4強進出を決めた。この試合で先発登板した奥川恭伸(2年)は先頭打者から4回一死まで10者連続三振を奪う圧巻の投球を見せる。4回一死からセーフティバントを仕掛けられて連続奪三振は途切れたが(打撃結果は投ゴロ)、5回を投げ抜き、1安打13奪三振と侍ジャパンU18代表の力をいかんなく発揮した。
目標は北信越大会を圧倒的な力で優勝すること
10者連続三振を奪う圧巻の投球を見せた奥川恭伸(星稜)
奥川恭伸の投球内容
1回 空三振 見三振 空三振
2回 見三振 空三振 見三振
3回 空三振 空三振 空三振
4回 見三振 投ゴロ 中安打 空三振
5回 一ゴロ 空三振 空三振
奥川恭伸投手
「県大会で調子の悪い投球が続いていましたが、今日はバランスよく投げられていたので、思い切って投げることができました。(連続奪三振は)いつかは途切れると思っていました。相手がバントをしてきてフィールディングが遅れたので、三振が多く取れている時こそしっかり準備をして待っていようと思いました。ヒットを打たれたくなかったのでヒットを打たれた時は悔しかったですが、すぐに気持ちを切り替えて投げました。目標は北信越大会を圧倒的な力で優勝することなので、その目標を達成するために来週もいい形で勝てたらと思います」
山瀬慎之助捕手
「昨日より格段にキレが増していましたし、構えたところに(ボールが)来ていたのでリードしていて楽でした。このピッチングを続ければ全国でもあまり打たれないと思います。基本的に北信越大会のレベルで奥川が打たれることは考えられないので、奥川のベストなボールを要求するようにしていました」
(記事=馬場遼)