延長タイブレーク、記録員でベンチ入りしている人はどう書けば良いか!
春の選抜高校野球ではありませんでしたが、各地の春季大会では今年から高校野球特別規則に明記された延長13回から継続打順でのタイブレークの試合が発生しています。
タイブレークになった時、記録員でベンチ入りしているマネージャーや選手がスコアブックにどう書けばいいか。
タイブレークで最初にやることは走者を書くこと。
その走者には≪TR≫と記します。タイブレークランナー(Tie break runner)のことです。
スタートは継続打順ですので、前のイニングの最後の打者の一塁の所と、最後から二番目の打者の二塁の所に≪TR≫と記して始めてください。
その後、選手交代などがある可能性があるので、聞き洩らさないようにすることも大事です。
野球は準備のスポーツでもあります。選手と同様に記録員も事前にどう書けばいいかを準備して、タイブレークになったからといって決して慌てないように努めてほしいと思います。
一例が兵庫県高等学校野球連盟(兵庫県高野連)のHPで紹介されています。 (PDF)
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(文:松倉雄太)