明日9時から!選抜の抽選手順は??
第90回記念選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選会が明日午前9時から行われます。
今年は36校出場ということで、例年とヤグラの形が違っています。
まずは今年のヤグラをご覧ください。
選抜の抽選は夏と違って地区対抗方式です。
7校出場の近畿、6校出場の関東・東京、5校出場の九州は準々決勝まで同地区同士の対戦はありません。4校出場の東北と四国、3校出場の北信越、東海、中国、九州は準決勝でまで同地区同士の対戦がない形になります。
さらに同一県から2校出場の神奈川、石川、高知、宮崎は同県同士が決勝まで対戦しないようになり、今回は3校出場する滋賀は準決勝まで対戦がないように工夫されています。
そして今大会の抽選手順は以下の通りになります。
例えば滋賀3校は、まず2分割のXとYのゾーン抽選を行い、次にその中から8分割のイ、ロ、ハ、二、ホ、へ、ト、チのブロック抽選をして、3回目でようやく本抽選という運びになります。つまり、最大で3回、抽選をするという形なんですね。
そして、今日のキャプテントークの前に行う予備抽選番号も重要です。例えば滋賀3校の抽選をする際には予備抽選番号の若い順番に抽選します。その後も各地区ごとに、予備抽選番号の若い順となります。
予備抽選順にフリー抽選をする夏と違い、春は少し複雑に見えますが、同じ地区同士ができるだけ遅く対戦するための、考えつくされたやり方なんです。
2分割のXとY、4分割のA~D、8分割のイ~チと記号がふられているのは、すごく大きな意味があるのです。
キャプテントークと抽選会の司会を担当するのは、今年も毎日放送の森本栄浩アナウンサーです。
今日の16時30分から始まるキャプテントークと、明日9時から始まる抽選会の様子は主催の毎日新聞社のホームページでライブ配信されます。抽選の結果はもちろん、高校野球ドットコムでも速報しますので、楽しみにしていてくださいね。
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(文:松倉雄太)