捕手がストライクに見せようと意図的にミットを動かすのはNG?

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2018.01.13

 2018年度の公認野球規則改正点を話し合う、プロ・アマ合同の日本野球規則委員会が11日に行われました。申告制の故意四球(敬遠)の採用と、公認野球規則の定義38から日本独自の【注】が削除されたことが大きなニュースになっています。

 まず定義38にどんなことが書かれているかを整理しておきましょう。


 2018年度はこの【注】の部分が削除されることに決まりました。世間的には二段モーションがOKになるという認識が持たれるかもしれませんが、走者がいない際の反則投球が適用されないだけであることを忘れてはいけません。二段モーションがひどい場合は注意を受けることがあります。

 さて、他にも日本野球規則委員会でこんな提言があったので紹介します。
提言:「ベンチ前のキャッチボールの禁止」(野球規則5.10kの順守)
提言:「“ミットを動かすな”運動の継続展開」など

 野球規則5.10kはこう書かれています。


 「“ミットを動かすな”運動」は、投球を受けた捕手がストライクに見せようと意図的にミットを動かしたり、球審の判定前に自身で判断することをなくすためです。

 この2つの提言に関しては、2020年の東京オリンピックまでに徹底させる方針です。ベンチ前のキャッチボール禁止は日本の野球にはそぐわないとしてこれまで徹底されてこなかった部分がありますが、国際試合でははっきりと禁止されています。

 色んな声があると思いますが、2020年日本開催のオリンピックが、日本野球の国際化をスピードアップしていると個人的には感じています。

 2018年度の野球規則改正については各種連盟のホームページにも記載されますので、その時にもまた話題にしていきたいと思います。

絶対抑えておきたい!その他のタイブレーク関連記事
● なぜサスペンデッドという選択肢がないのか?
● タイブレーク、現場の意外な声とは?
● タイブレーク、なぜ地域によって規定が違うの?
● タイブレーク、来春センバツから導入決定!
● 明治神宮大会 1回戦「日本航空石川vs日大三」

(文:松倉 雄太)

【関連記事】
高校野球の二段モーションはこれまで通り反則投球になる! 【ニュース - 高校野球関連】
二段モーションOKは投手にどんな影響をもたらすのか? 【ニュース - コラム】
第68回 「二段モーションOK」は高校球界にどんな影響をもたらすのか?【高校野球コラム】
第535回 東京ガス 山内佑規捕手「勝てる捕手が一番いい捕手」【後編】 【2017年インタビュー】
第532回 東京ガス 山内佑規捕手「下積み生活を乗り越えて掴んだ正捕手の道」【前編】 【2017年インタビュー】
第10回 慶應義塾大学野球部 大久保秀昭監督の捕手論「なぜ技術習得の前に野球を知ることが大事なのか?」【Vol.3】【技術ノート 守備編】
第9回 慶應義塾大学野球部 大久保秀昭監督の捕手論「野球を知っているは知識ではない、勝ち方を知っていること」【Vol.2】【技術ノート 守備編】
第8回 慶應義塾大学野球部 大久保秀昭監督の捕手論「強さも上手さも『知る』ことから」【Vol.1】【技術ノート 守備編】
日米親善高校野球 全日本選抜メンバー紹介【捕手・内野手編】【2010年秋の大会 日米親善高校野球大会】

コメントを投稿する

次の記事:
田中大貴アナウンサーが「松坂世代」のヒーローと語り合うイベントが開催!横浜vsPL学園の裏話が明かされる!
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る