強くなるために「朝食の摂り方」で差をつけよう!
いよいよ、高校野球も練習試合解禁を迎えました!冬の間、トレーニングに打ち込んできた球児の皆さん。これから始まるシーズンに向けて、どうパフォーマンスが発揮できる体に仕上げていくかが大事です。そんな中で必要となってくるのが、カラダづくりの源となる「食事」!今回は、これまでに紹介してきた「球児のための栄養学」シリーズの中から「「朝食の摂り方」について紹介していきます。改めて食事の見直しをしていこう!
朝食を摂るときのポイントは?
毎日の練習が辛いと、「朝食を摂る時間を少しでも睡眠に充てたい」と思う球児が多いかもしれません。しかし、朝食はしっかり時間を取ってバランスよく摂りたいもの。そんな中で、最低限「これだけは摂ってほしい」というものがあります。
まず、午前中に授業を受ける際、頭のエネルギー源となる炭水化物(糖質)を必ず摂ること。主食をしっかり食べて、カラダづくりの上で欠かせないタたんぱく質を欠かさないことがポイント。朝食であれば卵を使った料理は手軽でおすすめです。卵かけごはんやゆで卵があれば簡単に摂れます。また、カラダづくりには、カルシウムも重要な栄養素となってきます。どうしても時間がなかった、食べれなかった時は、プロテインを牛乳にといて飲むこともおすすめ!
どうしても家で朝食を多く食べられない人へ
もし、「寝起きではすぐに食べられない」「どうしても家で朝食を多く食べられない」という人は、家で少し食べて、学校に着いてから授業前にもう1回。2回に分けて食べる「朝食」というスタイルでたくさん量を摂ることができます。このように、色々と工夫することで、朝食をしっかり摂ることができます。
また、朝練がある人は、まずは簡単に食べられるおにぎりを練習前に食べるなど、何かをお腹に入れてから朝練習をするようにしてみましょう。そして、朝練習でエネルギーを消費し、筋肉も傷ついた状態になるので、そこをリカバリーする意味でも補食を摂りましょう。練習後の補給でカラダづくりや練習の効果は確実に違ってきます。特にプロテイン+おにぎりがおすすめ!この習慣を身につけ、カラダづくりに差をつけよう!
球児のための栄養学シリーズ
・【本編】意外に知られていない!強くなるための「朝食の摂り方」術を学べ!
侍ジャパンをはじめ、数多くのスポーツチーム、アスリートたちを栄養面からサポートしている株式会社明治の管理栄養士の皆さんが集合!現場の声も交えながら、球児の皆さんからの疑問に座談会形式でお答えします!