清宮と対戦し100号アーチ献上した享栄・早矢仕の初戦は?
享栄・早矢仕
第99回全国高等学校野球選手権地方大会。昨日(2日)は、北北海道と愛知で9試合が中止になりましたが、5大会で48試合が行われました。
今日(3日)は、北北海道、南北海道、鹿児島の3大会で16試合が予定されています。北北海道と南北海道ではベスト16が出揃う予定です。
さて、昨日は愛知大会1回戦の享栄vs起工([stadium]一宮球場[/stadium])を取材してきました。
起工
000 000 000 =0
013 000 00X =4
享栄
バッテリー
起工:近藤-脇田
享栄:早矢仕、佐藤-中村
勝った享栄は、6月の愛知県高野連主催の招待試合で早稲田実業(東京)に勝利したチーム。強打の早稲田実業を相手に、清宮幸太郎選手の本塁打(高校通算100号)による1点に抑えたことで、エース・早矢仕飛希投手が注目されました。
夏の初戦となった昨日は、6回まで投げて5安打無失点。「夏ということで緊張して力んでしまった。納得いくピッチングではなかったです」と本人は振り返りましたが、ピンチを背負いながらも堂々とした内容だったように感じました。
早稲田実業を1点に抑えたことは「自信になった」と話す早矢仕投手。招待試合の後、清宮選手とはお互い、「ナイスバッティング」「ナイスピッチング」と声をかけあったそうで、夏の甲子園で再び戦うことを目標にしています。
因みに、招待試合の後は「友人からたくさん連絡がきた」と反響があったことを明かしてくれました。
父・高範さんは90年春の選抜に出場しましたが、控えだったため登板はなし。父が立てなかった[stadium]甲子園[/stadium]のマウンドで、「試合で投げたい」と最後の夏にかける思いを話します。秋はベスト4。今大会はノーシードから8試合を勝ち抜くつもりです。
2回戦以降のピッチングも楽しみです。
(文:松倉雄太)