【選手権佐賀大会】春優勝の佐賀商、それともNHK杯優勝の龍谷か?41校の頂点を制するチームは?
左から谷村 大聖(多久)、龍野 瞳依(佐賀商)
【選手権佐賀大会】春優勝の佐賀商、それともNHK杯優勝の龍谷か?41校の頂点を制するチームは?
41チームが出場する第98回佐賀大会もいよいよ明日開幕する。今年も私学の龍谷、佐賀学園、佐賀商といった伝統校がひしめく状況となっている。組み合わせを見ながら、見所を紹介していきたい。
■注目ブロックは小城、鹿島、龍谷が揃ったブロック
佐賀商ブロックを見ていきたい。春優勝で、強打が自慢の佐賀商は鳥栖商と対戦。全国大会に出場するには、自慢の強力打線に加え、課題となる投手陣を整備することができるかが鍵となる。同ブロックには日永田 凌、江頭 且行など好選手を揃える佐賀学園もいて注目だ。その佐賀学園の対戦相手は好投手・緒方 隆太擁する伊万里商。シード校の鹿島実は太良、強豪・佐賀工は致遠館と対戦する。
またトーナメントでいうと小城-早稲田佐賀ブロックに強豪校が集結した形だ。191センチの長身から角度ある直球を投げ込む江越 健太擁する小城は、高志館と塩田工の勝者と対戦。そして140キロ台中盤の速球を投げ込む坂口蒼擁する佐賀鹿島は唐津南と対戦。さらに昨夏甲子園出場の龍谷は鳥栖と対戦する。
さらに同ブロックには最速148キロ右腕でプロ注目の福島雄大擁する佐賀東が好投手・酒井鉄朗擁する鳥栖工と対戦。そしてその勝者は早稲田佐賀と対戦するという流れとなっている。
隣のブロックを見ると、選手宣誓を務める三養基(みやき)は、神埼と対戦。同ブロックには強力打線が自慢の多久、シード校の神崎清明。そしてノーシードから甲子園を目指す唐津商がいる。
今年は突出した実力を持ったチームは少なく、混戦模様だ。140キロを投げる投手を抱えるチームは何チームかあるが、今年は打力が高いチームが多いので、打力が高いチームが甲子園を制することになりそうだ。
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