「思ったより寒い」くらいの防寒で！

防寒バッチリでアツい応援を！

　いよいよ明日に迫ったセンバツ。出場する選手はもちろん、応援に駆け付ける皆さま、準備は整っているでしょうか？

　メガホン、帽子、タオル、入場チケット、お財布、カメラ…脱水予防の飲み物に、腹が減っては戦ができぬ！ってことでおやつ！
などなど色々準備していると思います。
遠足前日のようにわくわくそわそわしますよね。

　さて、その荷物の中に上着は入っているでしょうか？
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うもののまだまだ寒い3月。
もし用意を忘れていたら必ず追加してください。

　というのもこの時期は朝晩の冷え込みが強く、最高気温が20度近くても、朝は一ケタ台のことが多くあります。（放射冷却と呼ばれる現象ですね）

　第1試合は9時開始ですから、応援団の方は8時台にはアルプススタンドへ行くと思いますが、そうなると電車やバスで移動している時間が一日の内でもっとも寒くなる時間にあたります。
車内は暖かくとも、結局は降りて移動しなければなりませんし、当たり前ですが甲子園球場はドームではなく、野外球場です。さらに甲子園名物の「浜風」が吹くと…はっきり言ってかなり寒いです。

　センバツ開催期間中の直近5年分の平均ですが、最高気温は約15℃、最低気温は約7℃。冬物のコートが欲しくなる気温です。お天気としては2013年を除き、晴れることが多く、雨だったのは2012年、2014年にそれぞれ1日ずつ。2011年はずっと晴れでした。

　とはいえ晴れても気温が上がらず、最低気温が3℃となった日もあります。
20℃くらいになればパーカーなどを羽織れば充分ですが、あくまで「1日の最高気温」なので、それが試合のある時間かどうかはわかりません。

　第3試合は初日を除き、14時開始予定。延長などが重なり開始時間が大幅に遅くなることもあります。この時期の日没は18時過ぎですが、17時ごろから冷え込みますので試合終盤のアツくなっている時に体はブルブル…！なんてこともあり得るのです。

　せっかく初戦を突破したのに次の試合には風邪をひいて応援に行けない！という寂しいことにならないよう、しっかり防寒をしてくださいね。
また、合間に温かい飲み物を取るなどして、できるだけ体を冷やさないようにしましょう。
球場の椅子は冷たいので座布団もあると良いです。おしりが冷えると本当に寒いのです！

　もちろん選手も同じですよ！
甲子園でプレーできる興奮もあって寒さなんて感じない！と思うかもしれませんが、体の冷えはケガの元ですし、最高のパフォーマンスへの障害になります。
ストレッチなどで体を動かして温めることはもちろん、夜はしっかり湯船に浸かって体を温めましょう。そのあと枕投げをして汗をかいてお腹を出して寝る。。。と、レギュラーから遠のきますのでお気を付けください。

　冗談（？）はさておき、まだまだ寒い日が続くのは本当です。
もし暑くなったら脱げばいいので、「寒い」に合わせた格好で元気にアツくセンバツを楽しみましょう！