金本監督が鳥谷を二番候補に挙げる!高校野球も強豪校は良い二番打者ばかり
金本監督が鳥谷を二番候補に挙げる!高校野球も強豪校は良い二番打者ばかり
金本知憲新監督
阪神タイガースの金本 知憲新監督が今期の構想を語った。その中で注目すべきは、今季の打順の中で「打てる二番」を理想に掲げ、鳥谷 敬選手(2014年インタビュー前編・後編)がその候補に入っていることだ。鳥谷選手と言えば阪神のキャプテンでチームの顔ともいえる選手だ。
二番打者はバントができ、つなぎ役の選手というイメージが強く、鳥谷選手のような好打者で、チームの顔とも言える選手が入ることは違和感を抱く。しかし近年の野球界ではその固定観念が崩されつつあり、好打者が入ることがある。昨シーズンヤクルトスワローズの山田 哲人選手がトリプルスリーを達成したが、その山田選手を抑えて最多安打を放ったのが川端 慎吾選手だ。(2013年インタビュー)川端選手は二番に座りながらも195安打を記録した。
大阪桐蔭高校二番打者峯本匠選手
高校野球でも強いチームといえば、二番打者が良いイメージがある。たとえば。2014年選手権優勝の大阪桐蔭高校の峯本 匠選手(立教大学)や、2011年の選手権優勝の日大三高の金子 凌也選手(法政大学)、2011年選抜優勝の東海大相模高校の臼田 哲也選手(東海大学)が挙げられる。
2番打者が象徴的な活躍を見せると、2番打者がクローズされやすい。その流れが続く、今後は二番打者に好打者が入り、強硬策で突破口を開く事を考えるチームも増えてくるだろう。間もなく選抜が発表されるが、2番打者がクローズアップされる学校が現れるだろうか。