【U-18】2013年 の『第26回 IBAF 18U世界野球選手権』をプレイバック！

松井 裕樹投手（2013年 第26回IBAF 18U世界野球選手権大会時）

【U-18】プレイバック2013年大会！

　第27回WBSC　U-18ベースボールワールドカップ開催まで、あとわずかです！大会が開幕するまで、これまでのU-18日本代表の活躍を紹介行っている「プレイバックニュース」ですが、本日は2年前の第26回 IBAF 18Uワールドカップを振り返ります。

　2012年大会では、大谷 翔平（花巻東―北海道日本ハムファイターズ）や藤浪 晋太郎（大阪桐蔭―阪神タイガース）、森 友哉（大阪桐蔭―埼玉西武ライオンズ）など豪華メンバーを擁し、第2ラウンドに進出するも苦しい戦いを強いられ、6位の結果に終わった。

　2013年も、松井 裕樹（桐光学園―東北楽天ゴールデンイーグルス）、森 友哉（大阪桐蔭―埼玉西武ライオンズ）、渡辺 諒（東海大甲府―北海道日本ハムファイターズ）、安楽 智大（済美―東北楽天ゴールデンイーグルス）、高橋光成（前橋育英―埼玉西武ライオンズ）など、後にプロ入りする選手が奮闘し、好成績を収めた大会であった。

　日本は第1ラウンドは、チャイニーズ・タイペイ、メキシコ、ベネズエラ、チェコ、カナダに見事全勝で通過。特に2次ラウンド進出を決めたチェコ戦では、高橋 由弥（岩国商―駒澤大）、髙橋 光成（前橋育英―埼玉西武ライオンズ）、田口 麗斗（広島新庄―読売ジャイアンツ）の継投で完封勝利を挙げた。3投手ともに好投したが、特に3番手として登板した田口は、3者連続三振に斬ってとるなど圧巻のピッチングを見せた。

　そして迎えた第2ラウンド。初戦の韓国戦では、第1ラウンドの勢いそのままに10対0で破る。松井 裕樹が先発のマウンドに立ち、初回に満塁のピンチを招くも2回以降は立ち直り好投を見せる。波に乗りきれなかったエースを救ったのは、女房役で攻撃の要の森 友哉であった。打っては先制の犠飛を放ち、守っては二塁走者を二度も刺すなど、松井をしっかりとサポートした。投打がかみ合い、宿敵韓国に7回コールドで勝利した。

　第2ラウンド2戦目のキューバ戦でも、韓国戦に引き続き10対0と投打で圧倒し勢いに乗る。しかし3戦目のアメリカ戦では、4対10と大差をつけられて敗戦。
翌日の世界一を賭けた決勝戦でも2日連続でアメリカと対戦することに。今度は惜しくも1点差の2対3で敗れ優勝を逃してしまう。

　しかし、日本は第1ラウンドの5戦全勝に加え、第2ラウンドでも2連勝と勢いに乗るなど、最後アメリカに連敗し準優勝ながらも、多くの選手がタイトルを獲得した。個人賞では、安樂 智大が防御率と勝率の2冠を達成し、森 友哉も打点王に輝く活躍を見せた。

　オールスター部門でも、先発投手（安樂 智大）、リリーフ投手（山岡 泰輔）、捕手（森 友哉）とバッテリーの3部門を独占するなど、日本の存在感を示した大会となった。

■選手一覧

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第26回IBAF 18U世界野球選手権大会・試合レポート

　次回は、2014年大会の模様を振り返ります。お楽しみに！