【選手権大会】鹿児島実が19安打18得点で伝統校対決を制する!開幕試合の試合結果速報
北海(北海道)と鹿児島実(鹿児島)が対戦!
【選手権大会 結果速報】鹿児島実が19安打18得点で伝統校対決を制する!
8月6日、第97回全国高等学校野球選手権大会の開幕試合は、5年ぶり18回目出場の鹿児島実(鹿児島)と4年ぶり36回目出場の北海(南北海道)の一戦が行われた。
学校創立100周年の節目の年を迎えた鹿児島実と、北海道内の私立学校で最古の歴史を持つ北海の伝統校対決となった開幕戦。試合は、初回から互いに得点を取り合う展開に。
1回表の鹿児島実の攻撃は、先頭の有村 健太が右前安打で出塁すると、2番・安藤 優幸も四球を選んで続く。3番・室屋 太郎が犠打で送り、一死二、三塁のチャンスを作る。ここで4番・綿屋 樹の打席で、北海バッテリー間のミスで2点の先制に成功する。
対する北海も、すぐさま反撃する。
2番・渡辺 翔太が、投手のグラブを弾きセカンド左を破る中前安打で出塁すると、3番・丹野 涼介が左中間を破る2塁打で、1塁走者の渡辺が生還し1点を返す。なおも一死二塁のチャンスが続くが、ここは鹿児島実の先発・橋本 拓実が後続を抑えリードを守った。
次に試合が動いたのが3回。
鹿児島実は、1番・有村、4番・綿屋、5番・築地 瑠偉の3本の安打で2点を奪うも、その裏の北海の攻撃では、4番・鎌仲 純平が振り抜いた打球が右中間スタンドへ。自身の誕生日を祝う貴重な反撃の2点本塁打(大会第1号)となった。
得点の取り合いが続くことが予想させられる序盤と打って変わって、この試合を決める攻撃は5回にやってきた。
4回を終了した時点で5対3と、接戦を繰り広げてきた両校だが、ここで鹿児島実がビックイニングを迎える。
一死から5番・築地が中前安打を皮切りに、7番・途中出場の最上敦也の自身もセーフとなるスクイズで1点。9番・橋本が左中間を破る3塁打で2人が還り2点。1番・有村、2番・安藤の連続四球で二死満塁とすると、3番・室屋の中前安打で2点を追加。打順が1巡し4番・綿屋が左翼線への2塁打で2点、5番・築地の中前安打で1点、7番・最上が左中間へ打球を弾き返す2塁打で2点追加し、この回打者14人の攻撃で、一挙に10得点を奪った鹿児島実。
その裏に北海は1点を返すも、反撃はここまで。
鹿児島実が8回にダメ押しの3点を追加して、そのまま試合終了。18対4で、鹿児島実が伝統校対決を制した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿児島実 | 2 | 0 | 2 | 1 | 10 | 0 | 0 | 3 | 0 | 18 |
北海 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
鹿児島実:橋本、有村、堂脇ー築地
北 海:山本、渡辺幹、大西、山本ー渡辺翔
本塁打:鎌仲(北)
第87回選抜高等学校野球大会 第1日目 組み合わせ
第1試合 鹿児島実 18 – 4 北海
第2試合 岐阜城北 - 中京大中京
第3試合 宮崎日大 - 上田西
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【高校野球ドットコム編集部】
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