甲子園で活躍した球児の今 ~東都大学 1年生編~
左から岡田 耕太選手、岸 潤一郎選手
甲子園で活躍した球児の今 ~東都大学 1年生編~
甲子園で活躍した選手はプロへ、大学へ、社会人へ進んだりとさまざま。今回は1年生ながら東都大学野球リーグで活躍を見せている選手を紹介します!
昨夏の4強メンバーで、ルーキーながら捕手、またはDHで出場している岡田選手。4月22日の亜細亜大戦では代打で決勝本塁打を放つと、その後は起用が増えていきます。4月28日の専修大戦では5打数2安打の活躍。そして5月12日の中央大戦では5打数4安打、さらに翌日の13日でも4打数3安打1三塁打1二塁打と大当たり!自慢の強打を発揮しています。今後は捕手としての出場機会が増えていくでしょう。東都で強打の捕手は数少ない存在だけに期待が高まります。
【中央大】
伊藤優輔(都立小山台)投手
吉田 叡生(佐野日大)内野手
都立校として初の選抜出場を果たした都立小山台のエース・伊藤優輔投手。4月10日の専修大戦が大学デビュー戦となりましたが、1回1失点、先日行われた5月13日の駒沢大戦でも2回4失点とホロ苦いスタートになりました。今後、中央大の主力投手へ成長を遂げるか注目です。まだ佐野日大出身で、好打堅守の吉田 叡生選手も4月10日の専修大戦に6番DHで出場を果たし、1年春からベンチ入りを果たしています。
【拓殖大】
岸 潤一郎(明徳義塾)投手・指名打者
森 晋之介(大阪桐蔭)外野手
拓殖大の注目ルーキーは明徳義塾出身の岸潤一郎選手です!4月7日の開幕戦で3番DHで出場。その後も野手としてのスタメン出場が続いています。現在、打率.162と苦しんでいますが、この不調を乗り越えられるか。また5月6日の亜細亜大戦では登板を果たし、二刀流デビュー!今後も投打両面での活躍に期待です!昨夏の全国制覇を果たした優勝メンバーで、パンチ力ある打撃と強肩をウリとする外野手・森 晋之介選手も、スタメンとして出場を続け、打率.129と苦しいスタートとなっていますが、この苦しみを乗り越え、いずれ主力選手として打率上位にランクインする活躍に期待です!
【亜細亜大】
山城 大智(沖縄尚学)投手
頓宮 裕真(岡山理大附)捕手
正随 優弥(大阪桐蔭)内野手
琉球のライアンこと山城大智投手はまだ未登板ですが、今後登板する機会が出てくるでしょう。また甲子園未出場ですが、例外ということで紹介したいのが頓宮 裕真選手。高校時代から強肩強打の捕手として評判でしたが、1年生ながらスタメンキャッチャーの座を獲得し、ここまで全試合に出場。5月12日の國學院大戦では3打数3安打の活躍。打撃面でも存在感を示しています。また昨夏の甲子園優勝の大阪桐蔭の一塁手だった正随 優弥選手も指名打者での出場が続いています。
高校通算57本塁打を放ったスラッガー・秦 匠太朗選手は、DH、ライトでの出場が続いております。恵まれた体格から醸し出す雰囲気は、大学1年生とは思えません!
【國學院大学】
山岡 就也(広島新庄)投手
横井 佑弥(大阪桐蔭)捕手
進藤 逸(常総学院)内野手
まだ彼らは出場がありませんが、高校時代は全国大会で活躍した選手ばかり。左腕から140キロを超える速球で注目を集めた山岡 就也投手や、昨夏の大阪桐蔭の正捕手だった横井 佑弥、俊敏な遊撃守備、広角に打ち分ける打撃で活躍した進藤逸選手など将来、活躍が期待できる選手が多いのが特徴です。
■ベースボールドットコムにて掲載中の大学野球レポートもあわせてチェック!
大学野球レポート一覧
登場選手の関連記事はこちら!
【侍ジャパン18U代表】明徳義塾高等学校 岸 潤一郎選手(2014年09月03日)
明徳義塾高等学校 岸 潤一郎 選手(2013年09月30日)
【侍ジャパン18U代表】沖縄尚学高等学校 山城 大智選手(2014年09月02日)
【高校野球ドットコム編集部】
ドットコムTwitter
ドットコムfacebook