【東海】夏の愛知抽選では中京大中京がカギ<東海各県の抽選日、開幕日一覧>
中京大中京
夏の甲子園である第105回全国高校野球選手権記念大会は8月6日に開幕する。今年も甲子園出場をかけ、全国都道府県の49代表校を決める夏の予選が7月に本格的にスタートするが、6月はその予選の組み合わせ抽選会が続々と行われるシーズンでもある。
東海地区では愛知の17日を皮切りに、三重、岐阜、静岡と夏の組み合わせが決まる。今夏の東海4県の抽選日と開幕日および、昨年秋と今年春の優勝校は以下の通り。
【東海】
静岡 25日抽選 7月2日開幕
(優勝=秋:常葉大菊川、春:加藤学園)
愛知 17日抽選 7月1日開幕
(優勝=秋:東邦、春:東邦)
三重 20日抽選 7月7日開幕
(優勝=秋:三重三重、春:いなべ総合)
岐阜 24日抽選 7月8日開幕
(優勝=秋:岐阜中京、春:県立岐阜商)
愛知の東邦以外は、3県で昨年秋と今年春の優勝チームが違う。絶対的なチームもなく、激戦が予想される。
愛知では伝統校の中京大中京がノーシードで夏を迎える。実力があるチームだけに、組み合わせが気になるところだ。愛工大名電が21年から2連覇中だが、私学4強のうち、甲子園から遠ざかっている享栄がこの春は8強に入った。1995年以来の夏甲子園はなるか。
静岡では今年の春を制した加藤学園が初めての夏甲子園を視野に入れている。夏ノーシードとなった昨年秋準優勝の常葉橘がカギを握りそう。
三重では3連覇を狙う三重三重と、2016年以来の夏甲子園を狙う、いなべ総合が軸。岐阜は県立岐阜商が1995年から97年以来となる3連覇に挑む。