34年前は16K左腕で1勝、今年は「阪急ブレーブス」カラーで挑戦、過去のセンバツ・北陸
北陸・友廣 陸
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第95回記念大会となる23年センバツが3月18日に開幕する。コロナ禍以前のように、全校による開会式が行われるなど、大会は熱気を帯びることが予想され、甲子園の舞台での球児たちの全力プレーが期待される。出場を決めた各校の過去のセンバツの記憶をたどってみる。
昨年の秋季北信越大会で優勝した北陸(福井)は、34年ぶり2度目のセンバツ出場を決めた。過去のセンバツ成績は以下の通り。
★1989年
1回戦:〇4対1 秋田(秋田)
2回戦:●0対3 上宮(大阪)
センバツ初出場だった34年前、初陣を勝利で飾った。左腕エースの鈴木 学投手が秋田打線相手に16奪三振無四球1失点完投の快投を演じた。右打者の内角をえぐるような速球を武器に聖地で存分に力を発揮した。2回戦では、この大会注目のスラッガー、元木 大介内野手(元巨人)と対戦。元木と真っ向勝負を挑み無安打に抑えたが、初回の3失点が響いて敗れた。
夏甲子園では1992年の8強が最高だが、センバツでは1勝止まり。「阪急ブレーブス」を思い起こさせるユニホームで話題の今チームが、センバツ2度目の挑戦で2勝以上を狙う。