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　7月20日の第104回全国高等学校野球選手権岩手大会は、3回戦4試合が行われた。

　春4強の久慈と久慈東の同地区対決は、久慈が2回に先制するも、3回に久慈東が2点奪い逆転に成功。序盤は点の取り合いとなる。しかし、久慈が5回以降毎回得点と打線がつながり、7点を奪う。久慈の投手、小川天士が久慈東の打線を9回3得点に抑え、7対3で久慈が同地区対決を制した。

　同じく春4強の盛岡三と宮古の試合は、宮古が3回に3点を先制。盛岡三は4回、5回、6回と粘り強く得点を重ねると、試合は3対3のまま延長戦に。迎えた11回表、盛岡三は2死から長打で好機をつくると最後はタイムリーが飛び出しサヨナラで試合を決めた。4対3の大熱戦を盛岡三が制した。

　盛岡中央と盛岡市立の試合は、盛岡中央が初回にいきなり4点を先制し、試合を優位に進める。投げては先発の斎藤 響介が盛岡市立の打線を9回1失点に抑え、2試合連続の完投。6対1で盛岡中央が試合を制した。

　盛岡一と遠野の試合は、盛岡一が3回に5点を先制すると、5回にも2点を追加。遠野は6回、8回と得点し反撃するも、盛岡一が8回にも2点を追加し試合を決めた。9対2、8回コールドで盛岡一が勝利した。

　岩手大会は20日で3回戦が終了し、8強が出揃った。準々決勝4試合は21日に開催予定だ。花巻東、盛岡大附などの実力のほか、久慈、盛岡三などの公立実力校が登場する。

■7月20日の試合

■7月21日の試合