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　7月16日の第104回全国高等学校野球選手権広島大会は、2回戦8試合が行われた。

　春を制した広陵は、強豪の広島新庄と対決。試合は広島新庄が3回に3点を先制すると、広陵はプロも注目する内海 優太に本塁打が飛び出すなど4回、5回に得点を重ね同点に追いつく。強豪校同士の緊迫した試合は、両チーム5回以降無得点のまま試合は進む。9回裏、二死満塁のサヨナラのピンチを広島新庄のエース中村 太人が見事に抑え、試合は延長戦へ。延長10回に広陵は再びチャンスを作る。広島新庄の中村は気迫の投球を続けるも、最後は広陵にタイムリーが飛び出し、力尽きる。広島を代表する強豪同士の熱戦を広陵が制した。

　海田と大竹の試合も最終回に大竹が追いつき延長戦へ。10回には両チーム1点ずつ取り合う白熱したゲーム展開に。試合は11回表の大竹の攻撃を海田が無失点に抑えると、その裏に得点しサヨナラで試合を決めた。

　春8強の広は2回に3点を先制すると、基町の反撃を許さず4対1で勝利している。

　都立府中と可部の試合は壮絶な打ち合いとなる。7対11で迎えた8回に可部が一挙7得点を奪い試合を決める。14対12の打ち合いを可部が制した。

　その他の試合では、呉、尾道東、福山工、都立五日市が勝利している。

■7月16日の試合

■7月17日の試合