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　7月15日の第104回全国高等学校野球選手権広島大会は、2回戦8試合が行われた。

　昨秋を制した広島商は市立福山と対戦した。試合は、広島商が2回に4点を先制すると、その後は毎回得点の猛攻で11得点を挙げる。市立福山は3回に得点し反撃に出るも、広島商がこれ以上の得点を許さなかった。11対1で広島商が試合を制し、実力を見せつけた。

　誠之館と都立府中東の一戦は、2回に誠之館が先制すると、3回にすぐに都立府中東が同点に追いつき点の取り合いとなる。誠之館は3回にも2点挙げると、5回には一挙4得点を奪う。対する都立府中東は小刻みに得点を重ね、8回までに6得点を奪う。打ち合いになった試合は、都立府中東があと一歩及ばず7対6の熱戦を、誠之館が制した。

　春4強の呉港は安西と対戦した。試合は後攻の安西が初回に1点を先制すると、その後は両チーム踏ん張り1対0のまま試合が進む。試合が動いたのは8回、呉港が待望の得点を挙げ同点に追いつく。しかし、その裏に安西が得点し、安西リードで試合は最終回に。9回表、呉港が粘りを見せ一挙3得点を奪うとこれが決勝点に。安西の反撃を振り切り、呉港が劇的な逆転で試合を決めた。

　その他の試合では、庄原格致、高陽東、盈進、神辺旭、崇徳が勝利している。

■7月15日の試合

■7月16日の試合

■大会日程・応援メッセージ
第104回 全国高等学校野球選手権 広島大会