【東北】仙台育英、花巻東の話題校が揃って初戦敗退<9日の結果>
佐々木 麟太郎(花巻東)
トーナメント表
・東北大会の勝ち上がり
春季東北地区高校野球大会(福島)は9日、1回戦1試合と準々決勝2試合が行われた。
準々決勝では弘前学院聖愛(青森)が仙台育英(宮城)を延長11回の激戦の末に7対6で下し4強入りを決めた。3回に2点を先制。その裏に追いつかれたが、4回に6番・工藤 天晴捕手(3年)の2ランなどで3点を勝ち越すなど、一時は6対2とした。しかし7回に仙台育英の反撃にあって4失点して同点とされて延長戦に突入。11回表、3番・髙木 優斗内野手(3年)の適時打で勝ち越すと、その裏をしっかり抑えて振り切った。
東北(宮城)が昨年秋の東北王者・花巻東(岩手)を3対1で破ってベスト4を決めた。3回に1点を先制されたが6回に2点を奪って逆転。8回にもダメ押しの1点を加えて競り勝った。4番の伊藤 千浩投手(3年)は8回のダメ押し打を含め4打数3安打の活躍。投げても2番手として6回から登板し9回まで無失点に抑えて勝利に貢献した。花巻東の69発2年生スラッガー、佐々木 麟太郎内野手は4打数無安打だった。
雨天順延となっていた1回戦では、青森山田が延長13回タイブレークの大激戦の末に4対2で明桜(秋田)を破って準々決勝に駒を進めた。2対1で迎えた9回裏に同点とされて延長戦に突入したが、タイブレークとなった13回表に3番・森川 大輝外野手(3年)の2点適時打で勝ち越して競り勝った。
聖光学院(福島)と秋田商の準々決勝はグラウンドコンディション不良のため中止順延。青森山田ー羽黒(山形)の準々決勝とともに10日に行われる。
■6月9日の試合
■6月10日の試合
■大会の詳細・応援メッセージ
・第69回 春季東北地区高等学校野球大会