浦和学院が明秀日立との壮絶な打撃戦を制する!5年ぶりのベスト4へ!
適時打を打つ伊丹一博(浦和学院)
トーナメント表
・関東大会の勝ち上がり
<春季関東地区高校野球大会:浦和学院9−7明秀日立>◇24日◇準々決勝◇栃木県総合運動公園
明秀日立(茨城)は昨秋の関東大会優勝でセンバツに出場。浦和学院(埼玉)は昨秋の関東大会ベスト4、センバツベスト4と今年に関してはトップクラスの実績を残しているチーム同士の対決ということもあり、平日にも関わらず、栃木県総合運動公園野球場の1階席の席の多くが埋まるほどとなった。
試合は壮絶な打撃戦となった。
1回表、明秀日立は5番・小久保快栄内野手(3年)の右前適時打で1点を先制し、2回表にも2番・本坊 匠外野手(3年)の適時打で2対0とするが、2回裏、浦和学院は5番・高山維月捕手(3年)の適時三塁打、さらに押し出し四球、2番・伊丹 一博外野手(3年)の2点適時打で4対2と逆転に成功した。3回表、明秀日立は敵失から1点を返したが、すぐに浦和学院は3回裏、6番八谷晟歩内野手(3年)の適時二塁打で5対3と突き放した。しかし浦和学院は5回表、ミスから同点を許し、5対5で後半戦へ突入した。
6回裏、浦和学院は途中出場の大勝 朱恩内野手(3年)の適時二塁打。1死満塁から2番伊丹が走者一掃の適時三塁打を放ち9対5と大きく突き放した。9回表、明秀日立は6番・猪俣駿太投手(3年)の適時三塁打、内野ゴロで2点を返したが、反撃はここまでだった。
浦和学院が9対7で明秀日立を破り、17年以来、5年ぶりのベスト4進出を決めた。
■大会日程
第74回 春季関東地区高等学校野球大会
■5月23日の試合
■5月24日の試合