【関東】明秀日立、浦和学院のセンバツ組が勝利、山村学園・坪井が2発<22日の結果>
明秀日立・猪俣駿太
トーナメント表
・関東大会の勝ち上がり
第74回春季関東地区高校野球大会(栃木)は22日、2回戦が行われた。
明秀日立(茨城)が8対1の8回コールドで銚子商(千葉)を下した。初回に2点を先制すると1点差とされた4回に1点を追加。終盤の7、8回にダメ押しの得点を重ねてコールド勝ちに持ち込んだ。先発は石川 ケニー外野手(3年)で5回を1失点、2番手・ 猪俣 駿太投手(3年)は3回を無失点で抑えた。
地元栃木の作新学院も8回コールドの10対3で、つくば秀英(茨城)を下した。1回に1点を先制すると2回には4得点して序盤でリズムを作った。8回には武藤 匠海内野手(2年)の2ランも飛び出すなど15安打の猛攻だった。2番・菅原 拓内野手(3年)は5打数5安打2打点、3番・武藤は4打数3安打5打点、4番・齋藤 綾介内野手(2年)は5打数3安打1打点の大活躍だった。つくば秀英も11安打を放ったが、4回の3得点だけに止まった。
浦和学院(埼玉)は4対2で桐蔭学園(神奈川)を振り切った。6回に9番・大内 碧真内野手(3年)の先制ソロが飛び出すと、そのあと4安打などでさらに2点を追加。7回にも1点を奪って4対0とリードを広げた。9回に2点は奪われたものの、先発の浅田 康成投手(3年)が4安打完投勝利を挙げた。
同じく埼玉の山村学園は千葉の王者、市立船橋を12対2の7回コールドで破った。3番・坪井 蒼汰内野手(3年)が4回にソロ、7回に3ランと、1試合2発を含む3打数3安打4打点の活躍で、チームの17安打12得点を呼び込んだ。
23日は準々決勝2試合、山梨学院ー前橋育英(群馬)、健大高崎(群馬)―関東一(東京)が予定されている。
■大会日程
第74回 春季関東地区高等学校野球大会
■5月22日の試合
■5月23日の試合