日本体育大合格者は野手も豪華。U-18代表内野手、強打が自慢の147キロ右腕、選手宣誓の横浜捕手など逸材揃い

玉城陽希（横浜）、鈴木斗偉（山梨学院）、吉田優飛（静岡）

　首都1部の強豪・日本体育大の新入生が発表され、投手だけではなく、野手もハイレベル。注目の新入生の野手を紹介する。

　永田 七成捕手（智辯和歌山）は、正捕手ではなかったが、パンチ力が自慢の強打を誇る。昨年夏の大会前の取材日でも快打を連発していた。

　玉城 陽希捕手（横浜高）は昨夏の甲子園で見事な選手宣誓を披露。完成度の高い捕手で、巧みな打撃技術、安定したスローイングが光る。谷口 翔生捕手（東海大相模）は複数投手陣の持ち味を引き出した好リードと、どんな場面でも落ち着いてプレーできるメンタルの強さが魅力。近藤 祐星捕手（高岡商）は昨夏の富山県を代表する強打の捕手として注目されていた。

　鈴木 斗偉内野手（山梨学院）はU-18代表を経験した強打の二塁手。軽快な守備も光り、新入生野手の中ではNPBを狙える存在だ。渡邉 礼内野手（帝京）は昨年の強打の帝京（東京）打線を牽引したスラッガー。打撃フォームの完成度も高く、クリーンアップを担える。

　中上 息吹外野手（九州国際大付）は強打者が多かった昨年の九州国際大付（福岡）打線の中では俊足巧打の外野手として存在感を示した。

　田中 隼人外野手（常総学院）はコツコツと練習を積み重ね、ベンチ入りからレギュラーをつかんだ努力家。コンタクト力の高い打撃と高い守備力を併せ持つ。

　酒井 成真外野手（東海大菅生）はシャープな打撃で安打を連発する。藤巻 一洸外野手（日大三）は昨年、トップバッターとして甲子園出場に貢献。根岸 慶外野手（仙台育英）はシャープなスイングから快打を連発。能力は高い。

　吉田 優飛外野手（静岡高）は147キロ右腕として注目されたが、大学では外野手へ。外野からレーザービームと形容できる強肩と、木製バットでも長打性の打球を連発する。

【投手】
生盛 亜勇太（興南）
馬場 拓海（福岡大大濠）
川井 泰志（大阪桐蔭）
渋谷 翔（仙台育英）
小田部 夏行（浦和学院）
マーガード 真偉輝 キアン（星稜）
山中 麟翔（クラーク記念国際）
幸坂 征太郎（徳島商）
西平 晴人（近大附）
堀 慶勝（前橋育英）
山田 大河（霞ヶ浦）
髙橋 賢臣（西条）
石田 偉楓（竹田）
畠 幸輝（東邦）
遠藤 稔平（横浜創学館）
田島 善信（星城）
五十嵐 良太（日大藤沢）

【捕手】
永田 七成（智辯和歌山）
玉城 陽希（横浜）
谷口 翔生（東海大相模）
近藤 祐星（高岡商）

【内野手】
鈴木 斗偉（山梨学院）
角谷 飛雅（星稜）
渡邉 礼（帝京）
稲岡 俊太（明石商）
高根 稜真（札幌国際情報）
阿部 竜也（学法石川）

【外野手】
中上 息吹（九州国際大附）
大海 然（佐野日大）
田中 隼人（常総学院）
酒井 成真（東海大菅生）
藤巻 一洸（日大三）
根岸 慶（仙台育英）
倉田 春也（学法石川）
石山 柚（東海大菅生）
吉田 優飛（静岡）
牧野 竜也（桐蔭学園）