
山口滉起(智辯和歌山)、春山陽登(敦賀気比)、星野世那(近江)、古川温生(金光大阪)
昨秋の明治神宮大会でベスト4入りした大阪商業大の新入生が発表された。レベルの高さは26連盟の中でもトップクラスで、東都、東京六大学にひけを取らない。
速球派左腕・中谷 悠太投手(広陵)は4年間でドラフト候補へ育つ可能性がある。古川 温生投手(金光大阪)は本格派右腕で、躍動感のある投球フォームから140キロ中盤の直球と切れ味抜群のスライダーで翻弄する。
星野 世那投手(近江)は、山田 陽翔投手(西武)の控え投手として活躍した本格派左腕で、130キロ後半の速球と鋭く落ちるスライダーを武器にする。松林 幸紀投手(広陵)は140キロ中盤の速球派右腕。右サイドの矢野 勢也投手(明徳義塾)は、プレートの三塁側を踏んで、インステップ気味に投げ込むため、打ちにくい球質を武器としている。
吉川 雅崇投手(小倉)は最速145キロの速球と切れのあるスライダーで翻弄する投球が持ち味だ。期待の大型右腕として、ドラフト上位候補を目指す。投手陣は期待通り成長すれば、投手王国になる予感がある。
敦賀気比(福井)屈指の巧打者・春山 陽登外野手、期待の強打者として評価が高い松尾 優仁外野手(神戸国際大附)、主将としてチームを牽引した巧打者・松山 拓馬外野手(東海大相模)、強打のトップバッターとして活躍した山口 滉起外野手(智辯和歌山)と、野手陣のレベルも高い。
大阪商業大は毎年10人以上の選手が継続となるが、順調に伸びていけば、多くの選手が継続できそうな潜在能力の高い選手が集まった。ぜひ大きく伸びてほしい。