
法政大・尾﨑 完太
今春、4年生になる法政大の選手たちは、入学時からレベルが高く、ドラフト候補に挙がっている選手も多い。
投手では、尾﨑 完太投手(滋賀学園)と、武富 陸投手(日大藤沢)の両左腕の評価が高い。尾﨑は140キロ後半の速球とスライダーで翻弄する本格派左腕として活躍し、下級生からリーグ戦を経験。通算25試合に登板し、3勝5敗だが80.2回を投げ、84奪三振は直球と変化球の精度の高さを示しているといえる。武富は技巧派左腕として、リーグ戦通算16試合に登板した。
常総学院(茨城)時代はケガが多かったものの、その素質の高さは本物と騒がれた右腕・塙 雄裕投手は、3年生からデビューし、17試合で3勝1敗、防御率1.99の好成績を残している。
浦 和博内野手(鳴門)は主軸打者として活躍。ここまで通算3本塁打をマークしている。山根 滉太内野手(小松大谷)は昨秋、リーグ戦デビューし、9試合で1本塁打5打点をマークした。
通算13試合出場の高原 侑希内野手(福井工大福井)や、昨年だけで4本塁打を放ち、ドラフト候補に躍り出た今泉 颯太内野手(中京大中京)にも注目だ。
内海 貴斗内野手(横浜高)はリーグ戦で通算4安打のみだが、東京六大学の中でもトップクラスの潜在能力を持つ。
他にも高校時代から注目されていた選手は多い。果たして、どれだけの人数が台頭し、野球継続者が現れるか注目だ。