2日に行われた第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路は、駒沢大の2004年以来となる優勝で話題となった。3日の復路で駒沢大の完全優勝となるのか。それとも逆転劇もあるのか、優勝の行方は注目されるところだが、10位圏内に入り、24年に向けてシード権をどこが獲得するかも注目される。

 往路が終わった段階では創価大が10位に入ったが、復路での逆転劇の可能性を残すのは12位に終わった明治大だ。2分近くのタイム差がどうなるかが楽しみだが、野球部は23年の躍進が要注目となっている。

 2022年は春、そして秋とリーグ優勝を飾っており、チームとしてはリーグ3連覇の期待がかかる。さらに選手を見ていくと、2022年までで13年連続でNPB選手を輩出しており、大学野球界最長記録を更新している。14年連続への期待が膨らむ。

 チーム、そして個人としても明治大は注目が集まるが、2022年の神宮大会の優勝を経験したメンバーが特に注目される。

 大学日本代表にも選出されている主将の上田 希由翔内野手(愛知産大三河出身)を筆頭に、12月の候補合宿に上田とともに参加した蒔田 稔投手(九州学院出身)、村田 賢一投手(春日部共栄出身)の2人も最終学年になり、注目が集まる。

 さらに1学年後輩の宗山 塁内野手(広陵出身)も、既に高い注目が集まるなど楽しみだ。

 駅伝のみならず、野球部も23年シーズンは楽しみだ。

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