55年ぶりの出場となる立教大駅伝チーム 野球部は智辯和歌山コンビが牽引
西川晋太郎、池田陽佑
正月恒例、箱根駅伝が今年も1月2、3日に行われる。今年の大会では55年ぶりに立教大が出場を決め、M(明治大)、A(青山学院大)、R(立教大)、C(中央大)、H(法政大)とMARCHがすべて出揃うことになる。そこで今回は55年ぶりに出場を決めた立教大の野球部に注目したい。
新チームの主将に選ばれたのは西川 晋太郎内野手(3年=智辯和歌山)。高校時代は1年生夏から甲子園に出場し、準優勝1回を含む5度の甲子園を経験した。大学でのリーグ戦の出場は3年春からとなったが、今秋は打率.302をマーク。最上級生となる今年は攻守でチームを引っ張る存在として期待される。
副主将に選ばれたのは西川と同じ智辯和歌山から進学した池田 陽佑投手。高校最後の夏はエースとして星稜・奥川 恭伸投手(現ヤクルト)との壮絶な投げ合いを見せた。立教大進学後は2年春から本格的に登板を重ね、通算6勝をマーク。今年はエースとして勝ち星を積み重ねることが期待される。
昨年のドラフト会議で荘司 康誠投手が楽天から1位指名を受けるも、リーグ戦の成績は、春は3位、秋は4位と優勝には手が届かなかった。17年春以来優勝から遠ざかっており、駅伝チーム同様の躍進が期待される。