
左から金谷 竜汰、藤森 康淳、深谷 謙志郎
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■法政大が合格者を発表。甲子園優勝を経験した左腕、神奈川の名門エース2名、U-18代表二塁手と逸材揃い
左腕の尾崎 完太投手(3年=滋賀学園)、右腕の篠木 健太郎投手(2年=木更津総合)など、法政大には実力のある好投手が多い。野手も内海 貴斗内野手(3年=横浜高)に今泉 颯太内野手(3年=中京大中京)と実力者揃いだが、4月からの入学が決まっている推薦組も、負けず劣らずのメンバーだ。
筆頭格はU-18代表選出の藤森 康淳内野手(天理)だろう。攻守ともにレベルが高く、早くからのデビューも十分期待できる能力がある。速球投手にも対応できる打撃技術に加えて、天理メソッドで鍛えられた足を使った守備と、俊足巧打の内野手として神宮でも躍動することが期待される。
藤森とライバルになるのは、金谷 竜汰内野手(東海大菅生)と深谷 謙志郎内野手(東海大相模)の2人の「TOKAI」出身者だ。
肩の強さを生かした金谷の守備は一級品。バッティングも対応力が高く、東海大菅生で2年生から遊撃手のスタメンを任されたのは伊達ではない。
父がNPB審判だという深谷は、球際の強さ、反応の素早さなど守備力は高い。加えて明るいキャラクターであることも、魅力的なところだ。打撃力が加わってくると面白い存在だ。
外野手では推薦合格者として、西 凌矢外野手(広陵)が挙がっているが、阪神・西 純矢投手(創志学園出身)の弟として知られている。バッティングがウリの外野手として、広陵でも活躍してきたスラッガーである。広陵は3年生も現役に交ざって練習するため、準備は万端だろう。デビューは3人よりも早い可能性はある。
U-18経験者、TOKAIでもまれてきた逸材野手、兄がプロ野球選手の強打の外野手。推薦合格者だけでもタレントが揃っている法政大の23年度の1年生たち。神宮球場を沸かせるような活躍を見せるのは、この4人から現れるか楽しみだ。
(記事:編集部)