【動画】ドラフト候補揃いの投手陣が魅力の関西学生選抜は優勝をつかむことができるか
大石晨慈(近畿大)
6月24日に開幕した第29回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦。この大会には、以下の関西の5大学連盟が登場する。
関西学生連盟
関西六大学連盟
京滋大学連盟
近畿学生連盟
阪神大学連盟
各連盟が選抜チームを作り、対抗戦を行う。優勝したチームの連盟には明治神宮大会出場を決める大阪市長杯(毎年10月下旬〜11月上旬開催)のスーパーシードが与えられる。通常は神宮大会に出場するためには3勝が必要だが、スーパーシードはいきなり代表決定戦からの登場となる。最短で1勝すれば、明治神宮大会に出場できるチャンスがあり、負けてもそのまま第2代表決定戦に臨むことができる。そのため、各連盟が力を入れているのだ。
今年の関西学生選抜チームは、ドラフト候補がズラリと顔を並べている。最速150キロ左腕として注目される近畿大・大石 晨慈投手(4年=近大附)は安定感抜群の投球でリーグ優勝に貢献した。同じく近畿大で、全国大会でも好投を見せた久保 玲司投手(4年=関大北陽)、関西学院大の速球派右腕・西 隼人投手(4年=福岡大大濠)、春季リーグで好投を見せた京都大・水江 日々生投手(3年=洛星)、同志社大の高橋 佑輔投手(4年=豊田西)、さらに、立命館大の秋山 凌介投手(4年=愛工大名電)と各大学のエースが登場する。第1戦では、関西大の149キロ左腕の金丸 夢斗投手(2年=神港橘)が好投。また、同志社大の速球派右腕・真野 凜風投手(3年=天理・軟式)も好投を見せた。
野手では抜群のバットコントロールが売りの同志社大・杉浦 有祐外野手(4年=大谷)、青地 斗舞外野手(4年=大阪桐蔭)、高校時代から強打の遊撃手として注目された坂下 翔馬内野手(3年=智辯学園)など好野手が揃う。
第1戦は同じく優勝候補として期待がかかる関西六大学選抜に延長10回タイブレークを制して勝利した。25日、決勝進出をかけて、京滋大学選抜との準決勝に臨む。
【投手】
同志社大・真野 凜風(天理)
同志社大・髙橋 佑輔(豊田西)
近畿大・大石 晨慈(近大附)
近畿大・久保 玲司(関大北陽)
京都大・水江 日々生(洛星)
関西学院大・西 隼人(福岡大大濠)
関西学院大・執行 大成(県立伊丹)
立命館大・秋山 凌祐(愛工大名電)
関西大・金丸 夢斗(神港橘)
【捕手】
同志社大・星加 健杜(今治西)
関西学院大・佐藤 海都(市立尼崎)
関西大・有馬 諒(近江)
【内野手】
関西大・上神 雄三(佐久長聖)
関西学院大・石井 雄也(大阪桐蔭)
関西学院大・髙波 寛生(川越東)
関西学院大・小川 将信(筑陽学園)
近畿大・坂下 翔馬(智辯学園)
近畿大・米崎 薫暉(明徳義塾)
近畿大・榎木 貫太(大阪桐蔭)
京都大・伊藤 伶真(北野)
京都大・小田 雅貴(茨木)
立命館大・白瀧 恵汰(履正社)
立命館大・宮崎 竜成(創志学園)
【外野手】
同志社大・青地 斗舞(大阪桐蔭)
近畿大・谷口 嘉紀(神戸国際大附)
関西大・岑 幸之祐(広陵)
立命館大・桃谷 惟吹(履正社)
近畿大・梶田 蓮(三重)
同志社大・杉浦 有祐(大谷)
京都大・山縣 薫(天王寺)