中川卓也と蛭間拓哉

 5月28日、東京六大学は第8週、最後の2試合となる伝統の早慶戦が行われる。感染防止の観点で、観客数に上限が設けられているとはいえ、外野席からの応援も含めて、今季の東京六大学を締めくくる最後の2戦に注目が集まるだろう。

 今季の慶応義塾大は27日時点で暫定4位という結果だが、早慶戦の結果次第では最高2位までの可能性がある。3季連続優勝は逃したが、今季も強さを発揮した。

 対する早稲田大は5位が確定。2020年の秋季リーグ以来の優勝とはならず悔しい結果になったが、これまでの直接対決の成績は237勝194敗11分で、早稲田大が勝ち越している。17年春からの9シーズンで勝ち点を挙げたのが早稲田大5回、慶應義塾大が4回。さらに引き分けを挟んで早稲田大が連勝中である。

 早慶戦に向けて気持ちも十分で、早稲田大の小宮山監督は15日の立教大との試合後取材で闘争心を燃やしていたが、主将の中川 卓也内野手(4年=大阪桐蔭)も「秋に向けても早慶戦で勝ち点を取って、実りのある春にしたい」と決意を口にしていた。

 中川だけでなく、プロ注目・蛭間 拓哉外野手(4年=浦和学院)らを擁しながら、現時点でチーム打率.236と慶応義塾大に比べると劣っているが、ライバル・「陸の王者」相手に実力を発揮できるか注目だ。

<早稲田大>
打率.236 打点27 本塁打2
防御率2.69 失点38

<慶応義塾大>
打率.289 打点64 本塁打13
防御率3.51 失点46