京都大が今季4勝目をマーク サヨナラで立命館大から02年秋以来の勝ち点つかむ
青木 悠真(京都大)
<関西学生野球春季リーグ:京都大3-2立命館大(9回サヨナラ)>◇10日◇3回戦◇南港中央
関西学生野球春季リーグでは同志社大が首位を走っているが、京都大の快進撃も光っている。
10日に立命館大にサヨナラ勝ちを収め、立命館大からは2002年の秋以来となる勝ち点を挙げるだけではなく、今季通算4勝目で、2019年の秋以来となる勝ち点2、そして5位以上が確定した。
2回に先取点を与える苦しい試合展開になったが、4回に逆転に成功。8回に再び追いつかれたものの、9回に2死からチャンスを作ると、5番・青木 悠真内野手(3年=四日市高)の右中間への適時二塁打で京都大がサヨナラ勝ちを飾った。
青木は4回にも二塁打で打点を記録しており、この試合だけで3打点をマーク。高校時代は4番捕手として四日市高の中心選手として活躍し、津田学園を破るなど8強入りに大きく貢献した強肩強打の捕手が、文武両道で活躍し続けている。
京都大には、まだ春季リーグ優勝の可能性がある。快進撃は終わらない。