近畿大が無傷の開幕5連勝！関大北陽出身の151キロ左腕が5安打完投、初の甲子園マウンドに満足
近畿大・久保 玲司（関大北陽）
＜関西学生野球春季リーグ：近畿大2－1同志社大＞◇22日◇第4節・1回戦◇甲子園
今季4勝0敗同士の首位攻防戦は、近畿大が1点差で同志社大に勝ち、開幕からの連勝を5に伸ばした。
最速151キロ左腕・久保 玲司投手（4年＝関大北陽）は初回に1点を失ったものの、2回以降立ち直り、5安打完投。9日の関西大戦に続き、今季2勝目を挙げた。
「立ち上がりに取られてやばいと思いましたが、すぐに1点を返してくれた。そのあとは自分のピッチングができました」と自身初の甲子園のマウンドを楽しんだ。
この日の直球は130キロ台中盤が中心。「速球派だと思っていない」という左腕は、スピードガン表示をほとんど気にしなかったという。試合後に侍ジャパントップチームの栗山 英樹監督が視察したことを聞いた左腕は、「聞いてはいましたが、意識しないようにしていました。良いところを見せようと意識したら良くないので」と苦笑い。
23日の2回戦に勝てば、単独首位となる。「一戦一戦」を強調した久保は、ダブルエースの大石 晟慈投手（4年＝近大附）が先発予定の2回戦の勝利を見据える。
